節々に宿るは、しんなる想い。
端々に感じるは、しんなる姿。
言の力は深く大きく、広くて染み渡る。
毒になり薬になるが、それは形の無いもの。
言の葉にも気は宿り、見えぬが形をあらわす。
言に乗る気、それは届いて枝葉を広げる。
言葉とは空っぽであり、時に満ちている。
音でなくとも文であろうと、言の葉にはあらわれる。
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ここに塔がある。
塔を登る人、構造を解説する人・・・色んな人がいる。

しかし、解説するだけの人は皆倒れていった。


それは何故かね?


登る人と解説する人は同じに見えて違うものだよ、例え同じ塔の中にいてもね。
塔を登るのは苦しい、しかしまだ見ぬその先に、君たちが求めたものがあるのではないのかね?
君はどうして目指したんだい?
好奇心・・・興味からかね?

君はどうしたいんだい?





目の前の禿げ上がったおじさんはそう告げると、塔の前の元いた場所にどっかりと腰を据えた。
腰掛けた丸太はかなり苔生していて、一体いつからここにあるのか想像もつかなかった。
ふと見上げた塔は遥かに高く、空の一番深いところまで続いているのかもしれなかった。
同じ形、同じもの。
姿は違えど、同じもの。

フラクタル、連なり。
小さな歪みはいつか大きな歪みになる。
重すぎる不似合いな置き石はいつか土台を潰してしまうだろう。
土台が脆いと置き石が叱咤するならば、自身が重いのだという事にはそう気が付きますまい。
かなしいかな、かなしいかな。
脆い土台を呼んできて潰し、置き石はまた新たな土台を呼ばねばなるまいに。
合わぬ土台とわかりたら、捨て置いてしまえばよかったものを。
生半可な情けをかけるから、土台も壊れてしまい置き石自身もあわや転んでしまうのだ。
ただ、合わぬとわからぬから情けをかけたのだと。
置き石もまた、不似合いな様をもって明日を歩むのだ。
自身と合う土台を求め、それらと供に。
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囲炉裏

Author:囲炉裏
気まぐれ人間/絵描き
フルタイム労働なので忙しいです。

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